2.標準装備かオプションか
展示場のモデルはやはり豪華です。使われている建材や部材もグレードの高いものが多く、設備も充実しています。問題は使われている部材や設備機器が、標準装備なのかオプションなのかということ。はっきり確認しておかないと、実際の施工時に混乱します。
3.価格と仕様について
住宅の価格は1坪当たりいくらかかるかという坪単価ではかるのが普通です。ハウスメーカーの住宅なら、坪40万円前後からといったところでしょう。ただし部材のグレード、設備の充実度などで価格は大きく変わりますから、常に仕様との比較の上で判断することが大切です。また、建物の規模が小さくなれば坪単価は高めになることを頭に入れておいてください。
価格がいくらというとき、その価格は本体価格を指しますが、これには建物外部のガスや水道の配管工事などは含みません。また、照明器具やエアコンなど一部の機器は別途費用になるのが普通です。
4.サンプルでは分からない色や質感
モデルハウスのよさのひとつに、インテリアのイメージを確認できるというメリットがあります。壁紙や床材、タイルなどは小さなサンプルだけでは実際の空間イメージが分かりません。住宅展示場では、大きな面に施工した際の色味や質感を意識的に観察してください。
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