総合住宅展示場来場者アンケート 2021調査報告書(Web版)
総合住宅展示場の魅力と新しい生活への対応、災害意識の変化


はじめに

 2020年に世界的流行となった新型コロナウイルス感染症は、人々の生活を大きく変えることとなり、その影響は今も続いています。本調査は2021年9月に全国の総合住宅展示場に来場されたお客様に対し、昨年に引き続き、新しい生活様式が住宅計画にもたらした影響や、住宅展示場における来場予約制度の利用動向など、ニューノーマルにおける住宅計画のいまを検証しております。
 また、2021年3月には東日本大震災から10年の節目を迎えましたが、この間にも各地で大型地震や豪雨、台風による被害が断続的に発生し、住宅においても自然災害に対する機能や備えがあらためて問われていることを受け、自然災害を意識した家づくりや「レジリエンス住宅」、「ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)」に対する意識も併せて検証いたしました。
 この報告書が住宅計画者に向けたより良い提案へと結びつき、今後の住宅市場の発展にわずかながらでも寄与できることを願っております。

 

 

 

 


2022年2月

住宅生産振興財団
住宅展示場協議会