総合住宅展示場来場者アンケート 2017調査報告書(Web版)
− 「一億総活躍社会」における、戸建住宅保有意識と資産としての新築戸建住宅取得意識 −


はじめに

 現在、日本全体では共働き世帯が片働き世帯の 1.6 倍となっているなか、政府も「女性活躍、結婚支援の充実、若者・子育て世帯への支援、子育てを家族で支える三世代同居・近居しやすい環境づくり」を“日本一億総活躍プラン ” として政策目標のひとつとしています。

 2016 年に実施した本調査においても、住宅展示場来場者における「共働き世帯(配偶者有職)」と 「片働き 世帯(専業主婦・無職)」の比率が逆転しました。子育て、働きやすさを意識した住居選択が求められている中、戸建て住宅を検討する住宅展示場来場者が重視するポイントや、親や夫のサポート状況、暮らしに対する意識等を把握することで、今後の需要喚起のヒントを得ることを目的に調査を実施いたしました。

 この報告書が住宅計画者に向けたより良い提案へと結びつき、今後の住宅市場の発展にわずかながらでも寄与できること を願って おります 。

 

 

 

 


平成29年1月

住宅生産振興財団
住宅展示場協議会