調査の概要と調査結果の要約
■調査の概要
1. 回答者のプロフィール
・調査の回答者……………世帯主本人 35 %、世帯主の妻 58 %、夫婦2人で 5 %。
・世帯主の年齢……………20 代 14 %、 30 代 47 %、 40 代 21 %、 50 歳以上 18 %、平均 41 歳。
・世帯主の職業……………会社員 69 %、公務員 12 %、自営・自由業 7 %、会社経営者・役員 4 %。
・配偶者の職業……………有職者 40 %、専業主婦・無職 54 %。
・家族構成…………………夫婦のみ 17 %、核家族 71 %、二・三世代 8 %。
・家族人数…………………2人 18 %、3人 31 %、4人 34 %、5人 11 %、6人以上 4 %。
・現住居の形態……………持家 34 %、親の持家に同居 7 %、借家 56 %。
・現持家取得方法…………自分で購入した住宅 76 %、親族から相続した住宅 21 %。
・現持家新築経過年数……30 年未満 67 %、 30 年以上 32 %。
・世帯年収…………………500 万円未満 38 %、500 〜 1,000 万円未満 51 %、1,000 万円以上 11 %、
平均 663 万円。
・貯蓄………………………貯蓄実践世帯 94 %。貯蓄目的は住宅資金 70 %、教育資金 66 %が中心。
2. 住宅計画について
・住宅計画の有無………具体的計画者 42 %、計画者 27 %、希望的計画者 31 %。
・計画進行段階…………白紙段階 31 %、情報収集段階 39 %、絞込・契約段階 24 %、実現済 7 %。
・実現予定時期…………1年以内 29 %、2年以内 24 %、2年以上先 14 %、未定 26 %。
・住宅計画理由…………現住宅は借家 46 %、子供の成長 45 %、消費税引き上げ前に建てたい 34 %、
現住宅に不満・不便 31 %など。
・住宅計画の形態………新規建築 49 %、建て替え 20 %、買い替え 10 %、リフォーム 8 %など。
・計画住宅の構造………木造住宅 51 %、鉄骨系住宅 16 %、コンクリート系住宅 3 %、未定 30 %。
・住宅利用形態…………一世帯単独住宅 76 %、二世帯同居住宅 15 %。
・計画準備状況…………「土地あり・資金メドあり」 26 %、「土地あり・資金メドなし」 22 %。「土地なし・
資金メドあり」 22 %、「土地なし・資金メドなし」 23 %。
・土地の用意……………ある 55 %、ない 45 %。
・土地の所有形態………自分で購入した土地 43 %、親族から相続・贈与 ( 予定 ) の土地 53 %。
・土地の場所……………親・子供住宅の敷地内 36 %、親・子供住宅の近所 23 %、その他場所 41 %。
・建築予算………………2,000 万円未満 40 %、 2,000 万円台 37 %、 3,000 万円以上 12 %、平均
2,189 万円。
・住宅資金計画…………自己資金派 13 %、自己資金中心派 19 %、借入れ中心派 54 %、未定 14 %。
・自己資金の内容………預貯金 84 %、相続・贈与金・親からの援助 24 %、不動産売却金 12 %など。
・購入先選定重視点……建物の品質・性能 71 %、会社の実績・信頼性 66 %、保証・アフターサービス
64 %がベスト3。
・安心・信頼……………安心・信頼できる住宅会社の条件としては「保証・アフターサービスが充実して
いる会社」 77 %が最大。
・耐震性能レベル………建築基準法の耐震基準で十分 33 %、住宅性能表示制度の最高ランクである。
等級3 36 %、免震・制震工法を採用した住宅 18 %。
・親との同居予定………同居派 28 %、別居派 44 %、未定派 26 %。
・相続・贈与予定………既相続者 7 %、相続予定者 35 %、非相続予定者 28 %、未定者 30 %。
3.総合住宅展示場について
・訪問箇所数…………1ヶ所 30 %、2ヶ所 29 %、3ヶ所 21 %、4ヶ所以上 20 %。
・訪問回数……………1回 17 %、 2〜3回 35 %、4〜9回 31 %、 10 回以上 17 %、平均 5.5 回 。
・訪問のキッカケ………折込チラシを見たので 35 %、キャンペーン・イベントがあったので 23 %、 近くを
通りがかったついでに 22 %など。
・訪問の目的…………いろいろなモデルハウスを見たい 59 %、希望住宅のイメージを具体化するため 40 %、
キャンペーン・イベントがあったので 35 %など。
・絞込み状況…………モデルハウスの絞り込み来場者 50 %、非絞り込み来場者 50 %。
・内覧棟数……………1棟 15 %、2〜3棟 45 %、4〜5棟 25 %、6棟以上 10 %。
・訪問の満足度………満足派 83 %、不満派 11 %。不満派における不満点では、参考になるモデルハウスが
なかった ( 少なかった )43 %が最多。
・期待するもの………価格・価格内容が表示されているモデルハウス (63 %) を最多に多種多様。
4.住宅に関する情報源について
・関心のある情報………保証・アフターサービス情報 63 %、家づくりの基礎知識 58 %、建築費情報 57 %、
間取り・設計情報 56 %、住宅の品質・性能情報 52 %がベスト5。
・情報内容別参考媒体 ( ベスト3 ) ………
○家づくりの基礎知識:住宅展示場 56 %、インターネット 44 %、営業マン 43 %
○土地・不動産情報 :インターネット 41 %、営業マン 31 %、折込チラシ 31 %
○住宅の商品情報 :住宅展示場 63 %、営業マン 49 %、カタログ 38 %
○価格・坪単価情報 :営業マン 52 %、インターネット 38 %、住宅展示場 35 %
○住宅会社の企業情報:インターネット 60 %、住宅展示場 39 %、営業マン 27 %
・計画段階別利用媒体 ( ベスト3 ) ………
○初期段階 :住宅展示場 79 %、インターネット 42 %、住宅専門誌 30 %
○比較・検討段階:住宅展示場 67 %、営業マン 45 %、インターネット 42 %
○絞込・契約段階:営業マン 62 %、住宅展示場 45 %、建築中の現場等 36 %
5.
東日本大震災による住意識の変化
「強くなった」とする意識変化が特に大きかったのは、地盤調査をしっかり行いたい 84 %、地震に強い土地か否かを重視 82 %、耐震性能重視 79 %、地盤補強工事を行いたい 77 %、多少建築費がアップしても安全安心な住宅を 73 %、省エネ設備の導入意向 73 %など。
6.
スマートハウスについて
・認知度…………名称認知率 78 %、内容認知率 40 %。
・認知媒体………住宅展示場 46 %、テレビ・ラジオ 42 %、インターネット 36 %がベスト3 。
・関心度…………関心率 75 % ( 大いに関心がある 21 %、少しは関心がある 54 % ) 。
・関心ポイント……自家発電できる 83 %、売電できる 75 %、電気代を大幅削減 61 %、蓄電できるので
停電に強い 60 %、安価な深夜電力を蓄電でき経済的 52 %など。
【各アイテム】 |
認知率 |
関心率 |
導入意向率 |
太陽光発電システム |
94 % |
79 % |
59 % |
家庭用燃料電池 |
60 % |
43 % |
19 % |
家庭用蓄電池 |
75 % |
68 % |
39 % |
家庭用エネルギー管理システム「HEMS」 |
38 % |
49 % |
24 % |
EV ・PHV充電設備 |
67 % |
39 % |
17 % |
【各補助金制度】 |
認知率 |
関心率 |
太陽光発電システム補助金制度 |
63 % |
68 % |
太陽光発電の余剰電力買取制度 |
82 % |
71 % |
家庭用燃料電池補助金制度 |
31 % |
41 % |
家庭用蓄電池補助金制度 |
26 % |
42 % |
「HEMS」補助金制度 |
22 % |
38 % |
EV・PHV車充電設備補助金制度 |
30 % |
30 % |
・導入費用……… 補助金を考慮しても高すぎる 36 %、補助金を考慮しても少し高いと思う 45 %。補助金を
考慮するとほぼ妥当 10 %、補助金がなくても妥当1%。
7. 住宅施策と消費税引き上げについて
【住宅優遇制度】 |
認知率 |
関心率 |
住宅ローン控除制度 |
62 % |
79 % |
長期優良住宅優遇制度 |
49 % |
75 % |
住宅資金贈与税の特例 |
46 % |
58 % |
フラット 35S エコ の金利優遇制度 |
46 % |
59 % |
不動産取得税の軽減措置 |
26 % |
61 % |
固定資産税の軽減措置 |
32 % |
70 % |
【消費税引き上げが住宅計画に与える影響】
・実現時期に与える影響…………もともと税率アップ前に実現予定 27 %、8%になる前に実現させたい
29 %、 10 %になる前に実現させたい8%など。
・住宅建築費に与える影響………税率アップ前に住宅購入を進める (進めたい)57 %が中心。
・軽減税率等の適応………………軽減税率の適用が不可欠 46 %、軽減税率又は5%を超える分に相当
する還付・給付が必要 26 %が中心。 |