総合住宅展示場来場者アンケート 2011調査報告書(Web版)
−東日本大震災の影響とマインドの変化を検証−


はじめに

未だ先の見えにくい不況下にある中で、住宅市場においても厳しい状態が続いています。
さらに今年は東日本大震災が発生し、住宅購入に対する消費者の意識が大きく変化した一年であったといえるでしょう。

そこで、本調査では、住宅購入意識調査に加え、震災が住宅取得に対してどういう影響を与えたのかを探ることで、今後の総合住宅展示場のありかた、出展企業の取り組み方の考察につなげていきます。東北地区を新たに調査対象エリアに加え、地域別の意識の差異にも注目して分析をおこなっております。

この報告書が、住宅計画者に向けたよりよいご提案へと結びつき、今後の住宅市場の回復と発展へわずかながらでも寄与できることを願っております。


平成24年2月

住宅生産振興財団
住宅展示場協議会