調査の概要


■調査の概要

1.調査回収状況
  アンケート依頼数……1,744票
  アンケート回収数……総回収数:624票
  有効回収数:617票 (有効回収率 35.4%)

2.調査スケジュール
   アンケート依頼……2008年9月6日〜9月28日
  アンケート回収……2008年9月9日〜10月10日
  集計………………2008年10月14日〜10月27日
  分析………………2008年10月28日〜11月27日

■調査結果の要約

1 回答者のプロフィール
 ・調査の回答者……世帯主本人41%、世帯主の妻53%、その他7%。
 ・世帯主の年齢……20代10%、30代49%、40代25%、50歳以上17%、(平均41歳)。
 ・世帯主の職業……会社員69%、公務員10%、自営・自由業6%、会社・団体役員6%。
 ・配偶者の職業……有職者35%、専業主婦・無職57%。
 ・家族構成…………核家族70%、夫婦のみ14%、三世代世帯9%。
 ・家族人数…………2人16%、3人28%、4人37%、5人12%、6人以上5%。
 ・現住居の形態……持家41%、親の持家に同居7%、借家51%。
 ・世帯年収…………300万円未満5%、〜500万円未満29%、〜700万円未満29%、〜1,000万円
              未満22%、1,000万円以上15%、(平均711万円)。

2 住宅計画と住宅情報について
 ・住宅計画の有無……具体的計画者34%、計画者27%、希望的計画者39%。
 ・計画進行段階………白紙段階(初期段階) 40%、情報収集段階38%、比較・絞込段階11%(具体的
               検討段階) 55%、契約段階6%、実現済(既実現段階) 5%
 ・実現予定時期………1年以内19%、2年以内20%、2年以上先・未定56%、実現済5%。
 ・最初に考えた………1〜6ヶ月位前31%、7ヶ月〜1年位前29%、2〜3年位前23%、時期4年以上前9%。
 ・住宅計画理由………現住宅は借家45%、子供の成長43%、現住宅に不満・不便33%が3大理由。
 ・住宅計画形態………建て替え21%、買い替え14%、新規建築40%、リフォーム8%など。
 ・住宅利用形態………一世帯単独専用住宅69%、二世帯同居専用住宅22%。
 ・計画準備状況………「土地あり・資金メドあり」22%、「土地あり・資金メドなし」25%、「土地なし・資金
               メドあり」22%、「土地なし・資金メドなし」25%、「実現済」5%。
 ・土地の用意…………ある54%、ない46%。
 ・土地の所有形態……自分で購入した土地43%、親族から相続・相続予定の土地54%。
 ・建築予算……………2,000万円未満37%、2,000万円台37%、3,000万円以上14%、(平均2,230万円)。
 ・住宅資金計画………自己資金派14%、自己資金中心派24%、借入れ中心派49%、未定派14%。
 ・自己資金……………預貯金87%、相続・贈与金・親からの援助24%、不動産売掛金15%。
 ・検討会社数…………1社20%、2〜3社30%、4社以上12%、1社もない38%。
 ・検討依頼先…………当該総合住宅展示場にモデルハウスを出展している住宅会社を中心に検討中
               80%、非出展会社を中心に検討中16%。
 ・選定重視点…………第1位重視ポイントは「会社の実績」、第2位重視ポイントは「営業マンの対応力・
               信頼性」と「価格の手頃感・割安感」に二分。
 ・関心のある住宅情報……家づくりの基礎知識58%、建築費情報55%、間取り・設計情報53%、保証
                  アフターサービス情報49%がベスト4。
 ・情報収集活動……………総合住宅展示場以外では、インターネット49%と折込チラシ48%からの情報
                  収集者が特に多い。

3 総合住宅展示場について
 ・訪問箇所数…………1ヶ所34%、2ヶ所29%、3ヶ所18%、4ヶ所以上19%。
 ・訪問回数……………1回19%、2〜3回26%、4〜9回38%、10回以上17%、(平均5.6回)。
 ・最初の訪問時期……1〜6ヶ月位前34%、7ヶ月〜1年位前21%、2〜3年位前22%、4年以上前23%。
 ・訪問のキッカケ………折込チラシを見たので48%、キャンペーン・イベントがあったので30%、近くを通り
                がかったついでに25%が中心。
 ・訪問の目的…………いろいろなモデルハウスを見たい59%、キャンペーン・イベントがあったので45%を
               中心に様々。
 ・絞込み状況…………モデルハウスの絞り込み来場者44%、非絞り込み来場者56%。
 ・絞込み棟数…………1棟31%、2棟38%、3棟25%、4棟以上6%。
 ・内覧棟数……………1〜2棟41%、3〜5棟44%、6棟以上7%、(平均2.9棟)。
 ・内覧理由……………外観・デザインを見て関心を持った55%と、あらかじめ決めてきたモデルハウス
                だから40%が中心。
 ・総展参考度…………大いに参考にしている25%、かなり参考にしている39%、少しは参考にしている
               29%、参考にしていないは1%未満。
 ・期待するもの………価格・価格内容が表示されているモデルハウス62%、耐震性・強度などを具体的に
               示す情報47%を初めに多種多様。

4 環境等に配慮した住宅について
 ・関心度……………………大いに関心あり42%、少しは関心あり51%、関心なし4%。
 ・採用の課題………………安全・安心を確保するための長期保証64%、国・地方自治体からの補助金
                  56%を初めに多くの課題が指摘されている。

 【環境配慮住宅の認知・関心】

関心率

採用意向率

 リサイクル建材

35 %

14 %

 高気密高断熱住宅

85 %

74 %

 緑化住宅

61 %

40 %

 パッシブデザイン住宅

72 %

55 %

 太陽光発電システム

79 %

50 %

 家庭用燃料電池住宅

51 %

23 %

 長期優良住宅

72 %

50 %


5 少子高齢化時代の住まいについて
 ・親との同居…………同居派33%、別居派40%、未定派22%。親と同居したい理由は「親だけの老後
               生活が心配」、同居予定がない理由は「親とは別居生活の方が望ましい」が各々
               最大理由。
 ・資産相続……………既相続者6%、相続予定者37%、非相続予定者29%、未定者29%。
 ・子供との同居………子供世帯独立後の同居希望は、同居希望者16%、非同居希望者54%。
 ・老後配慮住宅………大いに配慮している検討者31%、少しは配慮している検討者46%(老後生活も
               考慮した住宅設計検討者は77%と非常に多い)。
  →高齢化時代の住まい・住まい方や制度に対する関心率は次の通り。※非常に関心度が高いもの
    (親子近居84%)。※かなり関心度が高いもの (高齢者向け優良賃貸住宅48%、テレワーク住宅47%。
    都心暮らし44%、ケアハウス41%、田舎暮らし41%)。※やや関心度が低いもの (マイホーム借り上げ
    制度31%、マルチハビテーション28%、リバースモーゲージ26%、グループホーム26%)。

6 住宅性能表示制度について
  ○認知度………名称認知者49%、うち内容認知者23%。
  ○利用意向……利用意向者35%、非利用意向者11%、わからない54%。

7 住宅瑕疵担保履行法について
  ○認知度………瑕疵担保責任制度 (認知者34%、非認知者66%)住宅瑕疵担保履行法 (認知者13%、
             非認知者87%)
  ○評価…………住宅瑕疵担保履行法に対する評価は、大いに評価する31%、少しは評価する38%、
             評価しない1%、わからない30% (評価する人が圧倒的に多い)。