総合住宅展示場に関するアンケート調査報告(Web版)
改めて住宅計画者の真の姿を検証


はじめに

 「住宅展示場協議会」での調査が開始され10年目となります。10年目を迎えた現在、日本を含め世界は「100年に1度の不況」という状態に置かれています。
 本調査は、この不況期に突入する引き金となった「米大手証券会社の経営破綻(9月14日)」を挟んだ9月9日〜10月10日(回収)という期間で実施されました。それにより本調査は消費者が経済状況への不安を抱き始め、消費意欲が急速に冷え込み住宅市場も厳しい状況に置かれていた中、回答された調査だと言えます。
 経済状況がより厳しくなると予測される中、「住宅計画者が本当に建てたい住宅とは何か、また総合住宅展示場や住宅メーカーには何が求められているのか」を把握する事の出来る住宅計画総合調査と、昨今、改めてクローズアップされている住宅計画に欠かせないいくつかのトピックスについて関心・検討具合を調べています。
 この調査結果が今本当に望まれている住宅を、より適切に住宅計画者へ提案するご参考になればと願っております。


平成21年2月

住宅生産振興財団
住宅展示場協議会