5.現住居の形態と持家の内容
女性来場者が現在住んでいる住宅は、「持家」が47.3%、「借家」が46.3%、「親又は子供の持家に同居」が6.3%であり、持家と借家居住者が丁度半々の割合である。また、持家の中では「一戸建」が全体の35.6%と最も多いが、「マンション」も11.7%と1割を超えており、借家では「民間借家」(28.7%)と「給与住宅」(12.9%)が中心となっている。したがって、回答者の現住居は単に持家か借家というだけでなく、その形態は多種多様に分かれている。
  現持家の新築後の経過年数をみてみると、「10年未満」が42.1%、「10〜20年未満」が20.6%、「20〜30年未満」が21.9%、「30年以上」が15.1%であり、築20年未満が合わせて62.7%、築20年以上が同じく37.0%の割合となっている。このように比較的新しい住宅に住んでいる来場者が多いのは、30歳代を中心に回答者の年齢が比較的若い層が多いこと、マンション居住者が1割強を占めることなどによるものと推察される。